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 “コカ・コーラゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース
鈴鹿サーキット8耐ページ
■開催日 : 7月25日(金)〜27日(日)
■開催サーキット : 鈴鹿サーキット
■ゼッケン : #5
■結果 : 予選17位/決勝15位
 鈴鹿8耐画像集
2008年 FIM世界耐久選手権 第3戦 "コカ・コーラ ゼロ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第31回大会の開幕。
7月に入り、毎週 鈴鹿サーキットでテストを繰り返してきたチーム。
いよいよ成果を見せる舞台がやってきました。
ライダーは300Km時と同じで、TRICK☆STAR RACINGチームオーナー兼ライダー鶴田竜二、
昨年もチームから参戦した江口謙、そしてホンダ、カワサキのワークスでも活躍していた武石伸也と、
他チームと比べても強力ラインナップ、3人体制での参戦となりました。
7月25日(金) 予選   晴れ / Dry    気温33.2度
今日は決勝のグリットを決める予選。82台がエントリー、予選通過は70台。

翌日土曜日には、この予選上位10チームで争われる “トップ10トライアル” が
開催される。我々は、このトップ10トライアル進出を目指し、全力で戦う。

予選では、タイヤ使用制限があり、第1ライダー・第2ライダーで前後4セット、
第3ライダーで2セットとなる。
チームは予選タイムアタックを、好調な武石に賭け、スペシャルタイヤを含む
Newタイヤ4セットすべてを武石に投入しトップ10を狙う。

朝9時20分、予選スタート。
みんなの期待を一心に受け止め、武石は予選に挑む。
チームみんなで祈るように武石の走行を見守った。
まずはセッティング確認で、2分13秒182を記録。
いよいよスペシャルタイヤでタイムアタック! 
順調に自己ベストの区間タイムで走りフィニッシュライン通過。
2分11秒639でA組8番手、総合14番手! 
ピットでは歓声があがった。
武石はみんなの期待どおり、タイムを叩き出したがトップ10まであと少し!

午後 さらに気温は上がり33.2度。
厳しい暑さの中、2回目の予選開始。
この時点で 総合14番手タイム、あと少しでトップ10トライアル進出となる
TRICK★STAR RACING。2回目の武石に期待が集まる。
更なるタイムアップを目指し、武石がスペシャルタイヤでタイムアタックを開始! 
全員で武石の走りを見守る。
しかし、この厳しい暑さで、路面温度が予想以上に上がり、タイヤが滑り 武石を
苦しめた。 結果2分11秒914。残念ながら、タイムを更新することはできなかった。

その後 第2ライダー鶴田は、武石の使用したUSEDタイヤでセッティング確認に
徹し走行。第3ライダー江口は、決勝用Newタイヤで、決勝を想定したロングラン。
チームは総合17番手、トップ10トライアル進出とはならなかった。
7月27日(日) 決勝  晴れ/Dry → 雨/Rain → 晴れ/Dry 気温34.5度
決勝日、34.5度。 ウィーク中で一番暑い日となった。
スタートライダーは武石。
11時30分、観客のカウントダウンと共に8時間に及ぶ決勝レースのスタートが
きられた。

武石は17番グリットから好スタートを決め、17位前後で順調に走行し、
江口に交代。

安定したタイムで走行を続ける江口だったが、シケインで痛恨の転倒をしてしまう。
身体は大丈夫か・・・マシンの損傷は・・・
ピットは慌しくなり、いつ江口がピットインしてきてもいいように準備をして待つクルー
たち。
しかし江口はその後もタイムを落とすことなく、15位で予定通り走り切りピットに戻ってきた。しかし転倒によりマシンのタンクが大きくヘコミ、タンク交換を余儀なくされた。

この作業で大きくタイムロスをしてしまい、鶴田がコースインした時は28位だった。
あきらめるわけにはいかない、鶴田はロスを挽回するかのように、ウィーク中には見せ
なかった速いアベレージタイムで走行。20位で、武石つないだ。

このとき、急に黒い雲が空を覆いだした。
嫌な予感とともに、雷鳴が響き、大粒の雨が降り出した。
ピットはまた慌しくなった。
レインタイヤに交換出来るように準備するクルー。
武石のピットインのサインを見落とさないよう、張り詰めるクルー。
だが武石は、この雷雨の走行で 誰よりも早いラップタイムで快走を魅せ
14番手まで順位を上げてきた。慌しいピットにも少し笑顔がこぼれた。

そして江口に交代。
江口もまた、ハイアベレージで12番手まで追い上げてきた。このまま追い上げ続け
トップ10へと期待が膨らんだ。
江口が鶴田に交代するためピットインしてきた・・・
しかし、再びアクシデントが
チームを襲う。白煙を出しながらピットに入ってきた江口。
マシン、サイレンサーウールとバンドからは火が出ていた。
過去チームでは経験しなかったアクシデントに、戸惑うものの、
たまたまライダー交代のためその場に待機していた鶴田の指示、そしてクルーみんな
で声を出しながら消火作業、ピット作業、素早い判断力で、鶴田をコースインさせた。

このアクシデントで、また順位を落としてしまったTRICK★STAR。
18位でコースインした鶴田は、このロスを挽回するようにさらに追い上げはじめる。
ピットにも少し安堵の表情が戻ったが、すぐさま表情を硬くさせルことが起きた。
コースインして13週目あたりで鶴田がピット前を通過する際にフロントを指さしながら
何かをクルーに訴えている!!
今度は何が・・・
ピットでは素早くフロントタイヤ、ブレーキ回りを用意し待機。
鶴田がピットイン、前後タイヤ交換、ガソリンチャージして、鶴田がそのままコースイン。

フロントタイヤがスローパンクチャーしていた・・・。
この状況で追い上げていた鶴田には驚かされた。 
だが まだこの症状は走行中の鶴田には伝わらないままだった。
違和感の原因がわからないまま、不安の中さらに1時間走り続けることとなった鶴田。

さらに、またアクシデントが襲っていた・・・
鶴田から江口に交代まで残り5周となった頃、
走行中の鶴田がクルーに何かサインしているような動きが?!
ピットでは、慌しく準備をし、待機。
このときストレートで他車が鶴田のフロントブレーキレバーに接触、レバーが折れ曲
がりブレーキ操作ができなくなってしまっていた。
鶴田は走行しながら必死で叩いて直していたという。
最後まであきらめず順位を少し上げ15位で江口に繋いた。
その後 江口から、武石に繋ぎ19時30分に15位でチェッカーフラッグを受けました。

レースに 「たら、れば」 はありませんがトラブルがなければ1桁フィニッシュも可能
だっただけに悔しさも残りますが、チーム全体で、アクシデントを乗り越え15位フィニ
ッシュ出来たことはチームとして大きな収穫だったと思います。

最後になりましたが、今回のレースにご協力いただいたスポンサーの皆様、
関係者の皆様、応援していただいたファンの方々ありがとうございました。
皆様の支えがあったからこそ、あきらめず15位で完走できたと思っています。
本当に有難うございました。
監督 平湯 恵介
今年の8耐は 202周、総合15位という結果になりました。昨年までのチームベストの順位、周回数を上回る事を目指し、今回の8耐ウイークが始まりました。公式練習、予選と進んでいく中、経験豊富な3人のライダーとスタッフが一丸となってマシンのセッティングを進めていきました。残念ながらトップ10トライアルには進出できませんでしたが、決勝での上位進出を確信できるマシンに仕上がり、期待を持って決勝日を迎えることになりました。決勝では転倒による修理や、ホイルトラブルなどがありましたが、3人のライダーによる気迫の走りで、12位から 一時28位まで落ちた順位を盛り返し、最終的に15位完走となりました。勝負に 「たら、れば」 は厳禁ですが、シングルフィニッシュが見えていただけに非常に悔しく思います。
しかし転倒や天候の急変などのハプニングにも動じず、15位完走という結果にはチームとしての成長を感じました。
チーフメカニック 加島 辰彦
300Km終了後6月末から毎週テストを繰り返し迎えた本番。
自分の中の目標はTOP10トライアル出場、決勝1桁フィニッシュ、カワサキ勢最上位でした。
結果から言うとカワサキ勢最上位しか達成できませんでしたが、数々のアクシデントをチーム全体で
乗り越え15位でフィニッシュ出来たことはチーム全体、今回参加していただいたチームスタッフ各々に
とってかけがえのない経験になったのではないかと思います。
ライダー 武石 伸也
私自身、6年振りの8耐となりましたが300Kmレース以降、チーム一丸となりテストを重ね、
着実に良くなったマシンとチームとの信頼関係、そして私自身のレースに対するモチベーションを
引き出してくれた鶴田社長、他スタッフのお陰で無事完走し15位という結果となりました。
色々なトラブルを乗り越え結果に繋ぐことが出来たのは応援頂きました全ての方のお力添えがあって
と思います。
私が目標としていた予選でのトップ10入り、決勝の10位以内フィニッシュは達成できませんでした
が、チーム・マシンには十分可能なポテンシャルが有ったと思います。
今回のレースで得た結果は、今後 私をはじめトリックスターにとっても大きな財産となります。
また来年同じように参戦させて頂けたら リベンジしたいです
ライダー 江口 謙
今年は武石さんがチームに合流した事で、新しい雰囲気でマシン造りが出来たと思います。
今まで思いつかなかったアイディアや方向性がいくつもあったのでとても勉強になりました。
最初は新しいマシンのフィーリングに不安を感じていましたが、ライディングスタイルを少し変更する事で
対処できました。でも、決勝中に転倒してしまったのがとても残念でした。
僕の転倒で順位が落ちてしまった後、コースの一部だけがウェットという難しいコンディションの中、
武石さんのトップよりも早いペースでの追い上げに感動しました。 
鶴田さんの時には予定外のピットインをしなくてはいけない状況になり、連続35ラップの走行をこなして
いる姿を見て、僕も最後まであきらめずに走る事が出来ました。
終わってみたら15位でしたが、色々な事がありました。
その中で15位で完走出来た事は良かったと思います。
ライダー 鶴田 竜二
ようやく肩の故障も良くなり、今年初のレースが8耐となった。
前哨戦300キロからマシンのポテンシャルは大幅にアップし前回リタイヤに終わった雪辱を
是が非でも晴らしたかった。今回の大会は特に気温が上がりマシンやライダーにとっても、
かなり厳しくハードなレースになった。
一回目の走行でペースを守り、なんとかまとめたのだが、ラスト3周目から脱水症状のため
寒気が襲ってきてかなりきつかった。
二回目の走行では序盤の転倒の遅れを挽回するために、チーム一丸となって戦ったから、想定して
いないトラブルに見舞われながらも、最後まで諦めずに気持ちを切らさずに戦いぬけたと思う。
まだまだ戦える自信も蘇ってきたことが実感できた。
雨が降って難しいコンディションの中、誰よりも速いペースで追い上げた武石選手と、
転倒後も激しい追い上げをみせた江口選手、そしてライダーを支えるスタッフの頑張りには
沢山の力をもらった。
正直、目標には程遠い結果であった為、悔しさあるが、素晴らしい仲間と 多くの方たちから暖かい
応援を受けて戦い抜けたことを嬉しく思う。
今回、我々のレースに携わって頂けた方々すべてに感謝しております。
有難うございました。


バイク乗りから始めるほんの少しの心の種まき。鶴田竜二も実行委員を務める “ラブ・ジ・アース” 財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ) ロードレースの発展を考え、ロードレース日本最高のレースである、全日本ロードレース選手権に参戦するライダーが組織する  "Japan Motorcycle Rider's Association" チームの運営母体、株式会社トゥルーブルー
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